夢はフェラーリ級。行動はママチャリだった。
武道館も、ドローン事業も、AI開発も語ってきた。でも夢は、語るだけでは1ミリも進まなかった。
夢を語るのは、気持ちいい。
夢を語るのは、気持ちいいです。
まだ何もしていないのに、少し未来が動いた気がする。
居酒屋で、
「いつか、こういうことをやりたいんだよね」
と言えば、その瞬間だけは主人公になれます。
僕も何度も主人公になりました。
ただし、翌朝になると、だいたい村人Aに戻っていました。
昨日の夜は革命家。
翌朝は、寝不足のおじさん。
この落差がすごい。
夢は大きい。
気持ちもある。
未来も見えている気がする。
でも、現実は動いていない。
そんなことが、僕には山ほどあります。
僕は、夢だけなら何度も成功している。
いきなりですが、僕は夢だけなら、かなりすごい男です。
弁護士になる。
ミュージシャンになって武道館で歌う。
お金持ちになって、いい車に乗って、いい家に住んで、めちゃくちゃ遊ぶ。
ドローン事業を始める。
メイク系YouTuberになる。
AIでアプリやゲームを作る。
ビジネスコンサルタントとして人の事業を伸ばす。
夢だけなら、僕は何度も未来を作ってきました。
頭の中の僕は、だいぶ成功しています。
武道館で歌い、ドローンを飛ばし、AIアプリを作り、美容を語り、コンサルで人を救い、たぶんフェラーリにも乗っています。
でも現実の僕は、わりとママチャリでした。
しかも、たまにタイヤの空気が抜けているタイプです。
夢はフェラーリ級。行動はママチャリだった。
20歳くらいの頃、音楽をやっている友人に誘われて、
「ミュージシャンになろう」
と思ったことがあります。
武道館で歌いたい。
そんな夢もありました。
でも数ヶ月活動して、まったく現実のイメージが湧かずに終わりました。
武道館どころか、近所のカラオケボックスの時点で、すでに現実が強かった。
ネットワークビジネスに誘われたこともあります。
その時は、
「お金持ちになって、いい車に乗って、いい家に住んで、めちゃくちゃ遊びたい」
みたいなことを思っていました。
夢はデカい。
欲もある。
未来はキラキラしている。
でも行動がまったく追いついていない。
夢はフェラーリ級。
行動はママチャリ。
しかも坂道で立ちこぎして、途中でコンビニに寄っている。
2014年頃には、まだ日本で今ほどドローンが広がっていない時に、
「これは来るんじゃないか」
と思いました。
ドローン事業、やれるんじゃないか。
そう思った。
でも、外に出るのが嫌でした。
紫外線が怖かった。
老化が嫌だった。
ビジネスチャンスより、日焼け止めの塗り直しが気になった。
起業家として、かなり弱いです。
メイク系YouTuberや、メイクアップアーティスト的な方向を目指そうとしたこともあります。
でも、カラコンが痛すぎてやめました。
夢が終わる理由としては、だいぶ地味です。
でも現実です。
カラコンが痛い。
これで夢は止まることがあります。
AIを使ってアプリ開発やゲーム開発を自分でやろうと思ったこともあります。
でも、苦手意識が強くて、結局は友人に任せる方向に行きました。
ビジネスコンサルタントとして本気でやっていこうと思ったこともあります。
でも当時は、お金をいただくことへのメンタルブロックもありました。
人を細かくサポートする手間よりも、面白い動画を作って、自分の考え方や行動力を出せるYouTuberとして生きる方を選びました。
だから僕は、夢を語るだけで終わる人の気持ちがよく分かります。
僕自身が、何度もそちら側にいたからです。
夢が終わる理由は、そんなにドラマチックじゃない。
夢が終わる時、人はもっと大きな理由を想像します。
才能がなかった。
環境が悪かった。
時代が合わなかった。
お金がなかった。
誰かに反対された。
もちろん、そういう理由もあります。
でも実際には、もっと小さいことでも夢は止まります。
カラコンが痛い。
紫外線が怖い。
面倒くさい。
お金をもらうのが怖い。
誰に届ければいいか分からない。
何をすればいいか分からない。
現実のイメージが湧かない。
これで普通に止まります。
夢は、頭の中では軽いです。
きれいです。
自由です。
でも現実に置いた瞬間、急に重くなります。
日程を決める。
場所を取る。
人を誘う。
告知する。
断られる。
お金を受け取る。
失敗する。
修正する。
ここから急に、夢は汗臭くなります。
夢のままならキラキラしていたのに、現実に出した瞬間、請求書とスケジュール表とLINE返信がついてくる。
これがしんどい。
だから、多くの夢は語られたまま止まります。
夢が弱いからではありません。
夢に現実を混ぜる準備ができていないからです。
でも、夢が現実に変わる瞬間もある。
もちろん僕は、夢を語るだけで終わったことばかりではありません。
小さくても、現実に変えたこともあります。
YouTubeでは、一定の数字を作りました。
ビジネスコンサルタントとして、人の相談に乗っていた時期もあります。
今は、サブスタ村を作っています。
最初は、
「サブスタでつながった人たちと、リアルで会えたら面白いな」
くらいの夢でした。
でも、それを、
毎月第1土曜日に、新宿で交流会をやる
という予定に変えました。
すると、24人が数日で埋まりました。
これはまだ巨大な成功ではありません。
でも、小さな夢の現実化です。
「いつか会いたいですね」
と言っているうちは、まだ夢です。
でも、
「7月第1土曜日、新宿でやります」
と言った瞬間、夢は予定になります。
そして人が集まった瞬間、それは少し現実になります。
Robloxでメタバースのサブスタ村を作ることもそうです。
最初は、
「サブスタって、なんか村みたいだな」
という感覚でした。
そこから、
「じゃあ、本当に村を作ろう」
となり、Robloxの中にサブスタ村を作り始めました。
これもまだ完成ではありません。
でも、夢が場所になり始めています。
夢は、完成した瞬間だけが現実ではありません。
予定に入った時点で、夢はもう少し現実に近づいている。
人に話した時点で、少し動いている。
誰かを巻き込んだ時点で、自分一人の妄想ではなくなる。
ここが大事です。
夢と事業は、敵ではない。
夢という言葉は、ふわっとしています。
「夢は見るものだ」
という人もいます。
「夢は叶えるものだ」
という人もいます。
一方で、事業という言葉になると、急に硬くなります。
売上。
利益。
契約。
請求書。
マーケティング。
顧客。
急にスーツを着せられます。
夢がタキシードを着せられて、少し息苦しそうにしている感じです。
でも僕は、夢と事業は敵ではないと思っています。
僕にとって夢とは、
実現したい自分の未来
です。
もっと楽しく生きたい。
人を元気にしたい。
自分の経験を誰かの役に立てたい。
人生後半をもう一度面白くしたい。
旅をしたい。
恋もしたい。
漫画も読みたい。
老いずにもっと長く楽しみたい。
これも僕にとっては夢です。
では、事業とは何か。
僕にとって事業とは、夢を実現するために、人やお金や仕組みを集める手段です。
そして時には、夢そのものが事業になります。
夢は、自分が見たい未来。
事業は、その未来に、他人がお金を払える形を与えたもの。
もう少し言うと、
夢が事業になる瞬間は、自分の見たい未来が、誰かの未来にも関係し始めた時です。
自分だけが楽しいなら、それは夢です。
それでいい夢もあります。
全部の夢を事業にする必要はありません。
旅行したい。
恋愛したい。
漫画を読みたい。
楽しく酒を飲みたい。
それはそれで大事な夢です。
無理にマネタイズしなくていい。
「このラーメン美味しい」を、すぐオンライン講座にしなくていい。
でも、自分の経験が誰かの役に立つ。
自分の悩みが誰かの悩みとつながる。
自分が作りたい未来に、他の人も行きたいと思う。
その問題を解決してほしい人がいる。
そこに対価を払ってでも進みたい人がいる。
この瞬間、夢は事業の芽になります。
夢で終わる人と、事業に変える人の違い。
一度、整理します。
この表だけ見ると、かなり痛いです。
僕にも刺さります。
特に「いつかやりたい」と言う人。
はい、過去の僕です。
たぶん今もたまにいます。
「そのうち」は、夢を腐らせる言葉です。
最近、サブスタ村でいろいろな人の夢や発信を見ています。
そこで感じることがあります。
夢を語るだけで終わる人は、夢を気持ちのまま置いていることが多いです。
たとえば、こういう言葉が多い。
いつかやりたい
できたらいいですね
そのうち
時間ができたら
自信がついたら
お金があれば
とりあえず
まだ分からないので
もちろん、気持ちは分かります。
僕も山ほど言ってきました。
「そのうち」だけで本が書けるくらい言ってきました。
でも、かなり厳しいことを言うと、
「そのうち」は、夢を腐らせる言葉です。
冷蔵庫の奥に入れたまま忘れた野菜みたいに、夢も放置すると傷みます。
最初は新鮮だったのに、いつの間にか見るのが怖くなる。
夢を語るだけで終わる人は、プロフィールも発信もふわっとしがちです。
何をしたいのか。
誰の役に立ちたいのか。
どんな世界を作りたいのか。
いつまでに何をするのか。
このあたりが見えない。
だから読む側も、
「この人は何をしたい人なんだろう?」
で止まってしまいます。
夢を事業に変える人は、夢に現実を混ぜていく。
一方で、夢を事業に変える人は、夢に少しずつ現実を混ぜていきます。
具体的には、こうです。
期日を入れる
数字を入れる
誰に届けるかを決める
誰のどんな問題を解決するかを考える
お金の話から逃げない
小さく試す
人に見せる
仲間を巻き込む
夢だけなら、夜中の居酒屋でも語れます。
事業に変える人は、翌朝カレンダーに予定を入れます。
ここが違います。
夢に期日が入った瞬間、少し現実になります。
夢に数字が入った瞬間、少し仕事になります。
夢にお金が入った瞬間、少し怖くなります。
でも、その怖さを超えた先に事業があります。
お金の話をすると、急に嫌がる人もいます。
「お金はいらないんで」
と言う人もいます。
もちろん、お金だけが目的ではありません。
でも、事業にするなら、お金の話から逃げてはいけないと思っています。
誰かの役に立ち、その対価を受け取る。
これを設計しないと、事業にはなりません。
僕もそうでした。
お金をもらうのが怖い。
自分にそんな価値があるのかと思ってしまう。
でも、夢を事業に変えるには、ここを避けて通れません。
伸びそうな人は、夢にまっすぐで、素直で、明るく、タフです。
サブスタ村で人を見ていて、伸びそうだなと思う人には特徴があります。
それは、
夢にまっすぐで、素直で、明るく、タフな人。
これです。
能力が高いかどうかよりも、まずここです。
夢を語る言葉に力がある。
話が具体的。
小さく行動している。
自分のやりたいことを、恥ずかしがらずに言える。
綺麗事だけではなく、お金を稼ぐことからも逃げない。
誰を助けたいのか。
どんな社会を作りたいのか。
自分は何に腹が立っているのか。
何を諦めきれないのか。
それを言える人は強いです。
逆に、動かなそうだなと思う人もいます。
発信が一方通行。
誰のどんな役に立ちたいのかが見えない。
どういう世界を実現したいのかが見えない。
やる理由より、やれない理由が先に出る。
「とりあえず」が多い。
「これが分からないので」が多い。
「そのうちできればいいですね」が多い。
もちろん、最初は誰でもふわっとしています。
僕もまだまだふわっとしています。
ふわふわ村長です。
ただ、ふわっとしていることを自覚して、少しずつ言葉を具体化していく人は伸びます。
ふわっとしたまま、ふわっと発信して、ふわっと終わると、ふわっと消えていきます。
怖いですね。
ふわっとしすぎると、綿菓子みたいになります。
甘いけど、すぐ消えます。
夢に良い悪いはない。でも、本気かどうかはある。
僕は、夢に良い悪いはないと思っています。
大きな夢でもいい。
小さな夢でもいい。
人から見たら青臭い夢でもいい。
笑われそうな夢でもいい。
恋愛したいでもいい。
旅したいでもいい。
お金を稼ぎたいでもいい。
誰かを助けたいでもいい。
有名になりたいでもいい。
楽しく暮らしたいでもいい。
ただし、違いはあります。
本気かどうかです。
夢に良い夢も悪い夢もない。
でも、本気の夢と、まだ本気になる前の夢はある。
僕はそう思っています。
そして、本気というのは、最初から燃え上がっているものだけではありません。
本気の人たちが集まる場所にいることで、少しずつ本気になる人もいる。
誰かの夢に触れて、
「自分も本当はやりたかった」
と思い出すこともある。
誰かが行動している姿を見て、
「自分もやらないと」
と火がつくこともある。
だから僕は、サブスタ村をそういう場所にしたいです。
夢を語れる村。
誰もいきなり笑わない村。
でも、ただ慰め合うだけではなく、夢を現実に変えていける村。
そういう場所にしたい。
「やりたい」より、「諦めきれない」が強い。
夢を事業に変える人に共通する一番大事な条件は何か。
僕は、
譲れない思い
だと思っています。
捨てられない思い。
諦めきれない思い。
「やりたい」は、少し弱いです。
気分で消えることがあります。
忙しいと消える。
眠いと消える。
下痢でも消える。
人間は弱いです。
でも、
諦めきれない
は強い。
やめようとしても戻ってくる。
忘れたふりをしても、また気になる。
他人がやっているのを見ると悔しい。
自分がやらないと気持ち悪い。
このまま死にたくない。
この問題を放っておけない。
こういう思いがある人は、事業に変わる可能性があります。
夢を事業に変える人は、夢をきれいに語る人ではありません。
何度やめようとしても、なぜか戻ってきてしまう人です。
それは、才能より強いことがあります。
AI時代は、小さな困りごとも事業の種になる。
今はAIテクノロジーが急速に進んでいます。
昔なら事業にならなかったような小さな困りごとも、仕組みに変えられる時代です。
大きな社会問題だけではありません。
個人の小さな不便。
特定の業界の細かい手間。
誰にも見向きされなかった面倒な作業。
こういうものが、AIによってサービスやアプリや仕組みに変えられる可能性があります。
あなたの小さな不満。
あなたの小さな怒り。
あなたの小さな「これ面倒くさいな」。
それは、誰かにとっても同じ悩みかもしれません。
そして、お金を払ってでも解決したい問題かもしれません。
夢は、きれいな理想だけではありません。
違和感も夢の種です。
怒りも夢の種です。
面倒くさいも夢の種です。
僕のように、紫外線が怖くてドローンをやめた人間でも、そこには何かの事業の種があったかもしれません。
たとえば、
日焼けしたくないドローン操縦者向けの完全防御スーツ。
売れるかどうかは知りません。
でも、発想はそこから始まります。
僕は「あなたの夢は何ですか?」と聞く村長でいたい。
僕は、サブスタ村で村長を名乗っています。
勝手に名乗っています。
でも、名乗ったからにはやりたいことがあります。
僕は、
「あなたの夢は何ですか?」
と聞く村長でいたいです。
夢を聞きたい。
夢を認めたい。
夢を面白がりたい。
夢を応援したい。
そして、できればその夢を、少しずつ現実に変える手伝いをしたい。
もちろん、すべての夢を僕が叶えられるわけではありません。
そんな神様みたいなことはできません。
村長です。
しかも47歳です。
たまに寝不足で下痢もします。
できることには限界があります。
でも、夢を聞くことはできます。
面白がることはできます。
「それ、誰に届けたらいいんだろうね」と一緒に考えることはできます。
「まず何をやる?」と聞くことはできます。
「それ、事業の芽かもしれないよ」と言うことはできます。
そして、
この人は本気だな。
応援したいな。
一緒に何かできるかもしれないな。
そう思った時には、僕の方から、
「一緒にやりませんか」
と声をかけることもあるかもしれません。
あなたの夢を教えてください。
僕はこれからも、夢を語る人を集めていきます。
サブスタ村で。
Robloxのメタバースサブスタ村で。
リアル交流会で。
新宿で。
いずれは全国で。
夢を語る人が集まり、互いに刺激を受け、本気になっていく場所を作りたいと思っています。
夢を語るだけで終わってもいい。
まずはそこからです。
でも、もしその夢を現実に変えたいなら、少しだけ現実を混ぜてみてください。
いつやるのか
誰に届けるのか
誰のどんな問題を解決するのか
お金を払う人はいるのか
誰とやるのか
最初の一歩は何か
夢は、黙っていると消えます。
でも、誰かに話した瞬間、少しだけ現実になります。
だからまず、ここに書いてください。
あなたの夢を、村長に聞かせてください。
大きくなくていいです。
未完成でいいです。
笑われそうでもいいです。
まだ言葉になっていなくても大丈夫です。
ただ、できれば一つだけ足してください。
その夢を、いつまでに、誰に届けたいのか。
まだ分からなければ、それも書いてください。
そこまで書けたら、その夢はもう、ただの妄想ではありません。
少しだけ、現実の方を向いています。
コメントでも、個別メッセージでも大丈夫です。
リアル交流会に来てくれてもいいです。
僕はサブスタ村で、夢を聞く村長でいたい。
でも、ただ聞くだけでは終わりたくありません。
夢を少しずつ現実に変えていく村を作りたい。
だから、あなたの夢を聞かせてください。
そこから何かが始まるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。感想付きのリスタックをしていただけましたら、リスタックでお返しさせていただきます。



