僕が不老不死になりたい理由は、わりと俗っぽい。
47歳。まだモテたいし、まだ遊び足りない。だから僕は、人生後半を畳む気がない。
今日、山で鹿を見ながらサブスタを開いていた
紫外線完全防備。タクシー片道8,300円。野生の鹿。目の前には大自然の絶景。
それなのに僕は、休憩中にスマホを取り出して、普通にサブスタ村のタイムラインを開いていた。
かなり矛盾している。
山に来たのに、電波を探す。
鹿を見たのに、通知も見る。
自然に溶け込みたいのに、見た目は完全に不審者。
でも、僕の不老不死への願望は、どこか遠くのきれいな思想ではない。
こういう日々の矛盾や、生活の崩れ方の中に、だらしなく漏れ出している。
僕が不老不死になりたい理由は、わりと俗っぽい。
47歳。まだモテたいし、まだ遊び足りない。だから僕は、人生後半を畳む気がない。
死が怖いというより、世界の続きを見られないのが嫌だった
僕は、死ぬのが怖い。
でも、痛みや苦しみそのものよりも、人生を途中で取り上げられる感じが嫌だ。
子どもの頃、夜に布団に入ると、天井を見ながらよく「無の世界」を想像していた。
親に泣きついた記憶はない。
親に愛されていないと思っていたわけでもない。
ただ、死については、親に聞いてもどうにもならない気がしていた。
電気を消す。
部屋が暗くなる。
まぶたの裏も暗くなる。
このまま朝が来なかったら、どうなるんだろう。
二度と目が覚めなかったら。
昨日まであった世界に、もう戻れなかったら。
それが怖かった。
自分がいなくなっても、世界は続く。
誰かは笑う。
誰かは恋をする。
新しい映画も出る。
新しい漫画も出る。
うまそうな店も増える。
でも、そこに自分はいない。
続きを見られない。
続きを味わえない。
続きを遊べない。
それが、どうしようもなく嫌だった。
僕はまだ、この世界に未練がありすぎる
見たい。
食べたい。
飲みたい。
稼ぎたい。
恋したい。
くだらない話で笑いたい。
夜中にコンビニを徘徊したい。
かなり欲まみれだ。
でも、これが本音だ。
こんな状態で、「はい、人生ここまでです」と言われても、正直まったく納得できない。
だから僕は、不老不死に憧れている。
ただ、地球が爆発しても意識だけ残したいとか、鉄球に潰されても死ねないとか、そういう不死はよくわからない。
場合によっては、救いではなく呪いになる気もする。
だから、いったん不死は置いておきたい。
僕がまず欲しいのは、不死より不老。
老けずに、病気に負けにくく、まだこの世界に居座れる体。
きれいに言えば、未来を見たい。
正直に言えば、まだ退場したくない。
もっと俗っぽく言えば、まだ遊び足りない。
鏡の中に、おじさんが増えてきた
人間は昔から、若さと長生きにかなりしつこい。
秦の始皇帝も不老不死を求めたと伝えられているし、現代でも老化研究や若返りの分野には大きなお金と関心が集まっている。
時代は変わっても、欲望はたぶん同じだ。
まだ終わりたくない。
僕もそうだ。
20歳くらいから、美容と健康にいいと聞けば、まあまあ何でも試してきた。
断食にハマりすぎて、むしろガリガリになった。
唾液を出すのが体にいいと聞いて、寝ている時までガムを噛んでいた。
呼吸こそすべての健康法だと思い、1日10時間、1か月間やり抜いた。
雪の中で一本下駄のようなものを履き、霜焼けになった。
今考えると、かなり狂っている。
誰か止めろ、と思う。
でも当時の僕は、本気だった。
若さの前では、人間の判断力は簡単に溶ける。
そして40代前半で、はっきり老いを感じた。
同じ量を食べているのに、全然痩せない。
どころか、最大で10キロくらい太った。
若い頃なら少し調整すれば戻ったものが、まったく戻らない。
これはなかなかきつい。
45歳を過ぎたあたりからは、鏡を見るたびに顔の変化がわかるようになった。
皮膚がたるむ。
目の下にうっすらクマが出る。
髪の一本一本が弱くなった気がする。
疲れた感じが抜けない。
鏡の中に、少しずつ「おじさん」が増えてくる。
これが、かなり嫌だった。
正直に言う。
僕は、太っていて、ハゲていて、臭いおじさんになりたくない。
これは女性に嫌われたくないという話だけではない。
男性の僕から見ても、そういう自分にはなりたくない。
だらしなく老けて、清潔感がなくなって、動きが鈍くなって、説教くさくなって、本人だけが昔の自分のつもりでいる。
そういう存在になることに、強烈な抵抗がある。
年齢を重ねること自体が悪いわけではない。
渋くてかっこいい人もいる。
色気のある大人もいる。
若い頃より魅力的な人もいる。
でも僕が怖いのは、ただ年を取ることではない。
「もうこのくらいでいいか」と、自分を少しずつ畳んでいくことだ。
僕はまだ、畳みたくない。
まだ男でいたい
若く見られたい理由を、きれいに言うこともできる。
健康のため。
人生の質のため。
未来の選択肢のため。
もちろん、それもある。
でも正直に言うと、モテたい。
これはかなり大きい。
きれいな女性にドキッとしたいし、できれば向こうにも男として見られたい。
承認欲求なのかもしれない。
男のプライドなのかもしれない。
ただのスケベ心なのかもしれない。
たぶん全部ある。
最近、マッチングアプリをやっていると現実を見る。
若い頃とは明らかに見られ方が変わってきた感覚がある。
自分が「現役の男」という場所から、少しずつ外されていく感じがする。
これが、正直かなりきつい。
僕だけなのかもしれない。
でも、多くのおじさんの話を聞いていると、見た目では諦めているように見えても、心のどこかには必ずある気がする。
まだ男でいたい。
まだ女性にドキッとしたい。
まだ誰かに選ばれたい。
まだ自分はいけると思いたい。
これはかなり俗っぽい。
でも、この俗っぽさを笑いながら捨てられるほど、僕は悟っていない。
むしろ、この欲があるから体を整える。
この欲があるから肌を守る。
この欲があるから動く。
異性を意識することは、僕にとって一番の美容液だ。
若くいたい理由は、未来を見たいから。
それも本当。
でももう一つの本音は、まだ男として終わりたくないからだ。
未来が来ても、席がなければ意味がない
今は、老化がただの運命ではなく、研究対象になっている。
細胞。
AI。
創薬。
再生医療。
バイオテック。
山奥の仙人が持っていそうだった若返りの話が、研究所とAIの話になってきた。
かなり面白い。
もちろん、明日いきなり人類が若返るとは思っていない。
2035年に絶対不老が来る、と断言する気もない。
そんなことを言い切ったら、かなり怪しい。
いや、もう十分怪しいかもしれない。
でも、もし10年後、20年後に不老に近づく技術が現実になるなら。
僕は乗れる側にいたい。
せっかく未来が来ても、体がボロボロ。
お金がない。
情報がない。
人とのつながりもない。
動く気力もない。
それでは、未来が来ても席がない。
たぶん最初の若返り技術は、安くない。
だから僕は、今から整えておきたい。
体。
肌。
お金。
仕事。
発信。
人とのつながり。
かなり俗っぽく言えば、未来の若返りチケットを買える側にいたい。
若返りの時代が本当に来るかは、まだわからない。
でも、来るかもしれないなら、僕はそっちに賭けたい。
老け込んで静かに待つより、少しでも若い体で、未来の入口に並んでいたい。
不老不死は、今日を雑に生きないための口実です
だから今、老けてる場合じゃない。
不老の時代が本当に来るかは、誰にも断言できない。
でも、もし来る可能性があるなら、僕は今できる地味な準備をしておきたい。
ちゃんと食べる。
歩く。
筋肉を落とさない。
肌を守る。
睡眠を雑にしない。
炎症を増やしすぎない。
回復できる体でいる。
不老不死を語っているわりに、やっていることはかなり地味だ。
水を飲む。
納豆を食べる。
日焼け止めを塗る。
ジムに行く。
サウナに入りすぎないようにする。
夜中に歩く。
生活感しかない。
僕は紫外線をかなり避けている。
部屋にはほとんど光を入れない。
朝ジムに行く時も、日傘、マスク、サングラス。
登山に行く時ですら、わりと重装備。
普通に怪しい。
でも、こっちは本気だ。
人間は、放っておくと年齢に引っ張られる。
「もう47歳だから」
「もうおじさんだから」
「もう無理だから」
そう思った瞬間、体も顔も行動も、そっちに寄っていく気がする。
だから僕は、自分を若い側に置き続けたい。
自分を騙し続けたい。
良い意味で、年齢に引っ張られないようにしたい。
派手な夢を見るなら、地味な体を作るしかない。
未来の選択肢を買いたいなら、お金も必要だ。
だから僕は、稼ぎたい。
そして、発信も大事だと思っている。
情報が集まる。
人とつながる。
考えが整理される。
自分の立ち位置ができる。
同じ方向を向く人と出会える。
だから僕は、書く。
俗っぽいことも書く。
酒の話も、女性の話も、老けたくない話も書く。
でも、その奥にあるのは一つだ。
まだ人生を楽しみ尽くしていない。
老けたくない。
疲れ切りたくない。
諦めたくない。
選択肢を失いたくない。
不老不死は、僕にとって逃避ではない。
今日という1日を雑に生きないための、かなり大きな口実だ。
これでまた、しばらく遊べる
不老不死という言葉は、かなり大きい。
少し怪しい。
少し危ない。
少し笑われるかもしれない。
でも僕にとっては、わりと本気の言葉です。
立派な人生だけが欲しいわけじゃない。
面白い人生が欲しい。
まだ見たいものがある。
まだ行きたい場所がある。
まだ話したい人がいる。
まだ作りたいものがある。
そして、まだ自分の人生の続きを見たい。
僕は今でも、自分を「高校生」にセッティングしている。
高校生というのは、子どもではない。
でも、完全な大人でもない。
知能も感情もかなり育っている。
それなのに、未来だけはまだ決まりきっていない。
どの道にも行ける。
何者にもなれる。
まだ選べる。
僕は47歳だけど、その感覚を手放したくない。
年齢的には、完全におじさんです。
そこはさすがに否定しない。
でも、心まで「もうこのくらいでいいか」と畳む気はない。
もっと稼ぎたい。
もっと遊びたい。
もっと恋もしたい。
もっと変なこともしたい。
もっと面白い人たちと出会いたい。
欲が深い。
でも、欲が残っているということは、まだ人生を降りていないということでもある。
不老になったら、僕はまず何をしたいのか。
高級ホテルに泊まりたいとか、豪邸に住みたいとか、そういうのも少しはある。
いや、正直かなりある。
でも本音を言えば、紫外線を気にせず、太陽の下で走り回りたい。
鬼ごっこをしたい。
缶蹴りをしたい。
ケイドロもしたい。
誰かを追いかけて、誰かから逃げる。
たぶんあれは、人間の本能をくすぐる、最も単純で、最も楽しいゲームです。
47歳のおじさんが何を言っているんだ、と思うかもしれない。
でも僕はたぶん、まだ子どもの頃の続きをやりたい。
そして同時に、これからの人生の続きを、自分で選び直したい。
40代でも、50代でも、人生を畳むにはまだ早い。
モテたいでもいい。
稼ぎたいでもいい。
若く見られたいでもいい。
遊びたいでもいい。
まだ何かを取り戻したいでもいい。
その欲が残っているなら、人はまだ再起できる。
再起Labでは、そういう人たちとつながりたい。
立派な人だけが集まる場所にしたいわけじゃない。
健康でいたい。
若くいたい。
稼ぎたい。
恋したい。
遊びたい。
何歳からでも新しいことを始めたい。
そういう少し欲深い人たちと、人生後半を面白くしたい。
同じ目的、同じテンションで、何かを作ったり、遊んだり、稼いだり、笑ったりできる仲間が欲しい。
不老不死になりたい理由を、きれいに言えば未来を見たいから。
でも、もっと正直に言えば、まだこの世界に未練がある。
まだ人生を味わい尽くしていない。
まだ退場したくない。
もっと俗っぽく言えば、
僕はまだ、遊び足りない。
もし未来に若返りのチケットが売り出されるなら、僕はできるだけ前の方に並びたい。
そしてそのチケットを手に入れたら、たぶん真っ先にこう思う。
よし。
これでまた、しばらく遊べる。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
もし、あなたの心の中にも「まだ畳みたくない欲」があるなら、この記事に感想を添えてリスタックで教えてください。
あなたの本音を、僕が全力でリスタックしに回ります。







よしなりさん
不老不死より不老への抵抗感、わかります。
老眼になったり、肌は明らかに透明感はないし。娘2人いるので、現実見せられてます🥺
若い頃のスキンケア怠った自分を反省してるこの頃です。
はじめまして⸜(*˙꒳˙*)⸝
不老不死は雑に生きないための口実
いい言葉だなぁと思いました𐔌՞ ܸ.ˬ. ܸ՞𐦯