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あなたを老けさせるのは、年齢より口ぐせかもしれない
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あなたを老けさせるのは、年齢より口ぐせかもしれない

「できない」「分からない」「でも・だって」「しょうがない」——未来を止める4つの言葉を、今日から口の中で出禁にしよう

40歳を過ぎると、顔は少しずつ「人生の履歴書」になっていきます。

よく笑ってきた人の目元には、笑いジワが残る。

いつも不満を抱えてきた人の眉間には、深い線が刻まれる。

もちろん、顔つきのすべてが性格で決まるわけではありません。骨格もあるし、体調もあるし、紫外線もある。美容医療が頑張ってくれる部分もあります。

ただ、40代、50代、60代になるほど、その人が何を考え、どんな言葉を使って生きてきたかは、表情や雰囲気ににじみ出る。

美容と健康のマニアとして顔の変化を観察してきた僕は、そう感じています。

性格が顔に出るのなら、その性格をつくるものは何でしょうか。

僕は「毎日使っている言葉」だと思っています。

言葉が考え方をつくる。

考え方が選択をつくる。

選択が行動をつくり、行動が人生をつくる。

つまり、口ぐせは小さな独り言ではありません。

未来へのハンドルです。

お金を一夜で増やすのは難しい。自由な時間を急に増やすのも難しい。長年崩れた健康を今日一日で取り戻すのも難しい。

それでも、今から使う言葉は変えられます。

僕自身、言葉を変えようと意識すると、だいたい2週間ほどで変化を感じます。

そこで今回は、僕が言わなくなってから人生が前に進みやすくなった「4つの言葉」を紹介します。

1.「できない」は、思考を閉店させる

新しい実業を始めるために、今まで使ったことのないSNSへ挑戦するとします。

そのとき、「SNSはできません」と口にした瞬間、会議は終了です。

脳内シャッターがガラガラと下ります。

能力が足りないのではありません。

考えることを先にやめてしまうのです。

本当にやりたくないなら、「やらない」と決めればいい。それは意思です。

一方で、やりたい目的があるのに「できない」で終えるのは、自分の可能性を自分で切ってしまう行為です。

そんなとき、僕は言葉を質問に変えます。

  • どうすればできるだろう?

  • 自分一人が無理なら、誰の力を借りればいい?

  • SNSを使わないなら、代わりの方法は何だろう?

  • 最初の一歩を、もっと小さくできないか?

たとえば、仲間から「高尾山へ行こう」と誘われたとします。歩くのが苦手なら、無理に登山する必要はありません。

「長時間歩くのは厳しい。みんなで楽しむことが目的なら、別の日にボードゲーム会はどう?」

そう提案することもできます。

道が一本しかないと思うから、行き止まりになる。

道を増やせば、未来は続きます。

2.「分からない」は、答えではなく検索開始の合図

今は、知らないことを調べる手段が驚くほど増えました。

以前は「ググれば分かる」と言われました。今は、検索に加えてAIと対話しながら考えを深められます。

先日、僕は長編アニメ『僕のヒーローアカデミア』を見終えました。

かなりの時間を使いました。

ここまで来ると、視聴というより修行です。

見終えたあと、YouTubeにあるキャラクターの強さランキングに、どうにも納得できない部分がありました。

そこでAIに材料を集めさせ、条件を整理しながらトップ15を考えてみたのです。

すると、「なぜこの順位なのか」がかなり見えやすくなりました。

もちろん、AIは絶対に正しい答えを出す神様ではありません。

堂々と間違える日もあります。

AIの自信満々は、人間でいえば少し声の大きい酔っ払いに近いところがあります。

それでも、考える相手としては非常に優秀です。

動画編集の方法、自分の強みの見つけ方、実業化の可能性、海外の事例。

最終判断は自分で行うとしても、最初の地図はかなり早く手に入ります。

「分からない」は、終了の言葉ではありません。

「何を調べれば、一歩進める?」

そう考えるための合図です。

知らないことが問題なのではない。

知らないまま、扉の前で帰ってしまうことが問題なのです。

3.「でも・だって」は、事情を言い訳に変える

「昨日お願いした作業は終わりましたか?」

「終わっていません。だって忙しかったんです」

忙しかったこと自体は、事実かもしれません。

体調を崩す日もあれば、予想外の用事が入る日もあります。

問題は、事情を説明したあとに「次の一手」があるかどうかです。

前へ進む人は、こう言います。

「昨日は緊急の仕事が入り、終わりませんでした。今日の15時までに仕上げます」

事実を話し、責任を引き受け、次の行動を示す。

この3つがあれば、事情は言い訳になりません。

新しい挑戦に、十分な時間がないのは珍しくありません。

知識が足りないのも、大変なのも、面倒なのも、わりと通常営業です。

そこで毎回「でも・だって」が登場すると、本人の行動だけでなく、一緒にいる人の予定まで止まります。

だから僕は、この言葉を自分で使わないようにしています。

同時に、この言葉ばかりで約束が進まない人とは、少し距離を置きます。

冷たいからではありません。

人生の時間には、限りがあるからです。

4.「しょうがない」は、反省会を強制終了させる

この言葉は、優しく聞こえます。

一生懸命やったのに結果が出なかった人へ、「頑張ったのだから、しょうがないよ」と声をかけたくなることもあります。

人には、どうにも動かせない出来事があります。

病気、災害、事故、他人の意思。

受け入れるために、この言葉が必要な夜もあるでしょう。

ただし、改善できることまで一緒に片づけてはいけません。

たとえば、8月中にSubstackの購読者を100人増やす目標を立て、届かなかったとします。

「頑張ったから、しょうがない」で終えれば、心は少し楽になります。

その代わり、次の成長材料を失います。

  • なぜ届かなかったのか

  • 読者に何が伝わらなかったのか

  • 反応のよかった記事には、どんな共通点があったのか

  • 9月は何を減らし、何を増やすのか

結果を責める必要はありません。

結果から学ぶ必要はあります。

変えられないものは受け入れる。

変えられるものは改善する。

この二つを分けるだけで、失敗はただの傷ではなく、次の作戦会議になります。

まず2週間、口の中で出禁にしてみる

今回の4つの言葉を、もう一度並べます。

未来を止める口ぐせ未来を動かす質問「できない」どうすればできる? 別の方法はある?「分からない」何を調べれば一歩進める? 誰に聞く?「でも・だって」事実は何か? 次に自分は何をする?「しょうがない」変えられない部分と、改善できる部分はどこ?

最初から完璧にやめる必要はありません。

口にした瞬間に気づき、質問へ言い換える。

それだけで十分です。

続けていると、周囲の人がこの4つを何度も使っていることにも気づき始めます。

ただし、他人を取り締まる「口ぐせ警察」になる必要はありません。

捕まえる相手は、自分の言葉だけでいい。

言葉が変わると、考える方向が変わります。

考える方向が変わると、次の一手が見えます。

次の一手を積み重ねると、未来だけでなく、やがて表情まで変わっていく。

人生は、大事件だけで止まるのではありません。

毎日何気なく口にする、たった一言でも少しずつ止まります。

顔つきは一日では変わらない。

人生も同じです。

それでも、どちらも今日の一言から変わり始めます。


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