カンジダ女と僕
フェムケアの専門家が、深夜3時に重い顔で告白してきた話。
※この記事は、うさこ先生本人の許可を得て書いています。
※体の悩みを笑いものにする記事ではありません。笑っているのは、深夜3時の住宅街で、世界の終わりみたいな顔をして「カンジダになりました」と告白してきた、その温度差です。
深夜3時、菌会議が始まった
深夜3時ごろ。
いつものように、うさこ先生と散歩ミーティングをしていました。
暗い住宅街を歩きながら、仕事の話、未来の話、フェムケアの話、サブスタ村の話。
話している内容だけ聞くと、かなり意識が高い。
時間帯だけ見ると、かなり怪しい。
深夜3時に住宅街を歩きながら、女性の体と未来のビジネスについて語る男女。
説明すればするほど、職務質問に近づきます。
そんな散歩の終わり際、うさこ先生が急に神妙な顔をしました。
そして言いました。
「よしなりさん、実はまだ言ってないことがあって。ちょっと真剣な報告があります」
村長、身構えました。
借金か。
訴訟か。
サブスタ村の崩壊か。
宇宙人に連れ去られたのか。
深夜3時の「真剣な報告」は、だいたい怖い。
すると、うさこ先生はかなり重い顔で言いました。
「私、カンジダになりました」
申し訳ない。
村長、爆笑しました。
暗い住宅街に、笑い声が響いたと思います。
近所の人が起きていたら、たぶんこう思ったはずです。
「深夜3時に、何の菌会議をしているんだ」
フェムケアの先生が、カンジダになった
もちろん、うさこ先生本人は笑い事ではありません。
うさこ先生は、フェムケアの専門家でもあります。
女性の体のケア。
菌バランス。
デリケートゾーンの悩み。
カンジダとの向き合い方。
そういう話を伝えてきた人です。
その本人が、カンジダになった。
これは本人からすると、かなり痛い。
歯医者が虫歯になる。
整体師がぎっくり腰になる。
英語の先生が、海外の入国審査で詰まる。
マーケターが、自分の商品を売れない。
ダイエット講師が、夜中にポテチを抱きしめる。
そういう種類のショックです。
本人の中には、たぶんこういう声があったのだと思います。
「私、教える側なのに」
ただ、僕は逆に思いました。
そこを言った方がいい。
看板にヒビが入ったのではありません。
看板の裏側が見えた。
そこに人間味があります。
完璧な先生は立派です。
ただ、完璧すぎる先生の前では、相談する側が少し苦しくなることがあります。
「こんなこと聞いていいのかな」
「自分だけ変なのかな」
「笑われたらどうしよう」
そう思ってしまう。
その点、深夜3時の住宅街で、重い顔をして、
「私、カンジダになりました」
と告白してくるフェムケアの先生。
僕は、そっちの方が信用できます。
カンジダは「汚い性病」と決めつける話ではない
ここだけ、少し真面目にいきます。
カンジダは、雑に「恥ずかしい性病」と決めつける話ではありません。
NHSはカンジダによるスラッシュを性感染症には分類されないと説明しており、CDCも一般的な腟カンジダ症は通常、性行為で獲得するものではないと説明しています。もちろん、性行為がきっかけになることや、まれに性行為で移ることはあります。だからこそ「カンジダ=性病」と一発で決めつけるのは乱暴です。(nhs.uk)
かなりざっくり言えば、体の中や皮膚などにいる菌のバランスが崩れて、カンジダが増え、症状として出ることがある。
体の中には、菌たちの町内会があります。
ふだんは平和です。
「おはようございます」
「今日もほどほどにやりましょう」
「乳酸菌さん、いつもありがとうございます」
そんな感じです。
たぶん。
けれど、疲れ、寝不足、ストレス、薬、ホルモン、血糖、免疫などで、町内会のバランスが崩れることがある。Mayo Clinicも、抗生物質、妊娠、血糖コントロール、免疫、ホルモンなどが関係する場合があると説明しています。(Mayo Clinic)
すると、普段は静かだった住民が、急に町内で暴れ出す。
それがカンジダのイメージです。
かなり雑に言えば、
体内の町内会トラブル。
汚いとか、だらしないとか、一発で誰かに移されたとか、そこへ飛ぶのは早すぎます。
症状がある。
不安が強い。
繰り返す。
強い違和感がある。
そういう時は、深夜に検索して一人で震えるより、医療機関に相談した方がいいです。
検索窓に「カンジダ やばい」と打つと、心までカビそうになります。
そこはスマホではなく、人間の専門家に頼りましょう。
言いにくい悩みほど、ビジネスの種になる
ここからが、よしなり村長の本題です。
僕は「夢をビジネスに変えるプロモーター」として、今回の話をかなり面白いと思いました。
理由はひとつです。
言いにくい悩みほど、ビジネスの種になる。
女性の体の悩みは、かなり言いにくい。
かゆい。
痛い。
においが気になる。
病院に行くのが恥ずかしい。
誰に聞けばいいか迷う。
調べると怖い情報ばかり出てくる。
パートナーにも言いにくい。
友達にも言いにくい。
こういう悩みは、世の中に山ほどあります。
ただ、多くの人が黙っています。
黙っているから、存在しないように見える。
存在しないように見えるから、ちゃんとした場が育ちにくい。
場がないから、また一人で悩む。
このループです。
ここに、フェムケアの可能性があります。
これは、単に商品を売る話ではありません。
安心して話せる場を作ること。
恥ずかしさを少し軽くすること。
難しい言葉をやさしく翻訳すること。
病院へ行く前の不安をほどくこと。
必要な時は、ちゃんと医療につなぐこと。
こういう場所には、ちゃんと価値があります。
ビジネスの種は、キラキラした場所だけに落ちているわけではありません。
むしろ、
人が言いにくい場所。
人が一人で悩んでいる場所。
笑いに変えないと重すぎる場所。
そこに落ちています。
カンジダ女と僕
タイトルだけ見ると、かなりひどいです。
カンジダ女と僕。
うさこ先生、よくOKしましたね。
器が大きい。
僕なら少し止めます。
「よしなりさん、それはさすがに一回深呼吸しましょう」と言います。
ただ、このタイトルには意味があります。
重い話を、重いまま出すと、届きにくい。
恥ずかしい話を、恥ずかしいまま出すと、人が近づきにくい。
そこに少し笑いを入れる。
すると、空気が軽くなる。
軽くなると、人が読める。
読めると、知れる。
知れると、少し安心できる。
笑いは、悩みをバカにするためではありません。
重すぎる扉を、少しだけ開けるためにあります。
今回、僕が面白いと思ったのは、カンジダそのものではありません。
フェムケアの専門家が、専門家だからこそ落ち込んだこと。
その本人が、恥ずかしさを越えて話してくれたこと。
そして、その話の中に、女性の悩み、専門家の人間味、フェムケアの可能性、ビジネスの種が全部入っていたこと。
ここです。
追伸
夢をビジネスに変えるというのは、必ずしもキラキラした夢を売ることではありません。
言いにくい悩みに名前をつけること。
重い話を、少し軽くすること。
誰にも言えなかったことを、安心して話せる場にすること。
そういうところから、仕事は生まれます。
うさこ先生のカンジダ告白は、深夜3時の住宅街では完全にコントでした。
けれど、そこにはちゃんと種がありました。
恥ずかしい話ほど、誰かの救いになる。
言いにくい悩みほど、ビジネスの種になる。
正直、この記事を書きながら思いました。
この「言えない悩み」を、笑いながら少し軽くできる場所を作れたら面白い。
医療ではない。
説教でもない。
怪しい健康商材でもない。
ちゃんと知れて、ちゃんと相談できて、必要ならちゃんと専門家につながれる場所。
まだ形は決めていません。
ただ、こういう種を見つけた時に、
「面白かったね」で終わらせない。
場を作る。
企画にする。
人をつなぐ。
仕事に変える。
それが、よしなり村長のやりたいことです。
ただいま、30分で夢を仕事に変える個別相談を受け付けています。
「これ、自分の夢や経験も仕事になるのかな」
と思った方は、詳しくはこちらのnoteをご覧ください。
村長が、あなたの中にある仕事の種を一緒に見ます。
※スマホでうまく開けない場合は、リンク部分を長押ししてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
感想付きのリスタックをしていただいた方にはリスタックでお返しさせていただきます。






ぎゃーーーーー!!!!
私が自分で発信するって言ったじゃんーーー
まぁ、もう完治したので公開OKです😂
勇気の出るお話をありがとうございました😊