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失敗するな。小さく失敗しろ。
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失敗するな。小さく失敗しろ。

脳内で100回失敗するより、現実で1回試したほうがいい。サブスタ村の「まだ存在しないTシャツ」から考えた、夢を実業に変える人の動き方

昨日、Substackに一枚の画像を投稿した。

書いた言葉は、

「失敗動画を、脳内で再生するな」

何かを始めようとすると、頭の中で勝手に動画が始まることがある。

商品を出したのに、誰にも買われない。

発信したのに、反応がない。

勇気を出して提案したのに、断られる。

脳は、こちらが頼んだ覚えもないのに、失敗だけを集めた映画祭を開催してくれる。

しかも上映料は無料。観客は自分一人。最後は必ずバッドエンドだ。

これを何度も見ていると、現実ではまだ何も起きていないのに、もう三回ぐらい失敗した気分になる。

そして、動かなくなる。

当然ながら、行動しなければ結果も生まれない。

頭の中で考えただけで夢が現実になるなら、僕も今ごろ南の島でこの記事を書いている。そんな方法がある方は、ぜひ個別相談で僕に教えてほしい。

失敗は、本当に悪いことなのか

毎朝6時のライブ配信で、この「失敗動画」の話をした。

すると、参加者の方から、こんな意見が届いた。

「失敗は、悪いことなのでしょうか」

「うまくいかない方法を、一つ見つけただけではないでしょうか」

その通りだと思う。

僕が子どもの頃は、「失敗してはいけない」という空気が今より強かった。

受験に失敗しない。

就職に失敗しない。

結婚に失敗しない。

人生に失敗しない。

まるで人生には一枚しか答案用紙がなく、一度間違えたら先生に持っていかれるような教え方だった。

今は、「失敗は成功へ進む途中だ」という考え方も広がっている。

ここで大切なのは、失敗が良いか悪いかを決めることではない。

失敗には、役に立たない失敗と、役に立つ失敗がある。

脳内の失敗は、何も教えてくれない

頭の中だけで失敗を想像し、行動をやめる。

これは、役に立たない失敗だ。

実際には誰にも提案していないため、相手の反応は得られない。

商品を出していないため、値段が高いのか、説明が伝わらないのか、そもそも必要とされていないのかも見えない。

残るものは不安だけだ。

一方、小さく行動して得た失敗には、データが残る。

三人に聞いたら、一人だけ反応した。

A案よりB案が選ばれた。

内容には興味を持たれたが、価格で止まった。

ここまで分かれば、次に何を直せばよいかが見える。

脳内の失敗は、恐怖を増やす。

現実の小さな失敗は、情報を増やす。

同じ「失敗」という言葉なのに、二つはまったく別物だ。

成功も失敗も想像しない人

ライブ配信の参加者の中に、少しAIのように淡々と行動する人がいる。

その人は、こう言った。

「私は、失敗をイメージしたことがありません」

続けて、

「成功もイメージしたことがありません。まず、やってみます」

これは強い。

成功する自分を一時間想像して満足することもない。失敗する自分を一時間想像して逃げることもない。

まず動く。結果を見る。次を変える。

もちろん、大きなお金を使う、誰かの信用を背負う、後戻りしにくい判断をする場合には、事前に考える必要がある。

考えること自体が悪いわけではない。

考えることで次の行動が良くなるなら考える。考えることで行動が消えるなら、考える時間を切り上げる。

この区別が重要だ。

「まだ存在しないTシャツ」が教えてくれたこと

その日の朝9時、Discordで運営している「サブスタ村」のキックオフミーティングを行った。

運営を含めて約11人が集まり、村の使い方や、これから何をやっていくかを話した。

終わり際、切り絵作家・アーティストのウメちゃんから、こんな提案が出た。

「僕の切り絵とサブスタ村を組み合わせた、コラボTシャツを作りませんか」

面白い。

その場で話が始まった。

村人だけが買う記念Tシャツなら、売れるのは十数枚から数十枚かもしれない。

せっかく作るなら、村の外にいる人まで「普通に欲しい」と思えるものを目指したい。

ここで、完成品をいきなり作り、在庫を抱えてから、

「完成しました。皆さん、いかがでしょうか」

と聞く必要はない。

作っている途中で聞けばいい。

「A・B・Cなら、どのデザインが欲しいですか」

「いくらなら買いたいと思いますか」

「男性向けと女性向けを分けたほうがよいですか」

「どんな場面で着たいですか」

答えを聞きながら作れば、大きく外す確率を下げられる。

これは、お客さんに決定を丸投げする話ではない。

作り手の個性と、お客さんの欲しい気持ちが重なる場所を探す作業だ。

プロモーターの仕事は、完成したものを派手に宣伝することだけではない。

完成する前から人の声を集め、売れる理由を商品へ入れていくことも、プロモーションである。

「作ってから売る」では、順番が逆になる

多くの人は、先に自分の作りたいものを完成させる。

時間を使い、お金を使い、完璧に仕上げる。

その後で、お客さんを探す。

この順番は怖い。

誰も欲しがっていないものを、完璧に作ってしまう可能性があるからだ。

夢を実業に変えたいなら、自分の夢の隣に「お客さんの椅子」を一脚置く必要がある。

作る前に聞く。

途中で見せる。

小さく売ってみる。

反応を見て変える。

これなら、失敗しても傷は小さい。それどころか、次の改善材料になる。

つまり、目指すべきは「一度も失敗しないこと」ではない。

取り返しのつかない大失敗を避けながら、役に立つ小さな失敗を早く集めることだ。

脳内上映を止める三つの方法

考えすぎて動けなくなったときは、次の三つを試してほしい。

1.怖いことを一文にする

「失敗したくない」では広すぎる。

「投稿して反応がゼロだったら恥ずかしい」

「商品を作っても一人も買わなかったら怖い」

何が怖いのかを言葉にすると、対策を考えられる。

2.最小の実験に変える

商品を完成させる前に、三人へ聞く。

大量に作る前に、見本を一つ見せる。

販売を始める前に、A・B・Cのアンケートを取る。

大きな挑戦を、小さな確認へ分ける。

3.反応を自分の評価にしない

反応が少なかったとしても、「自分には価値がない」という意味ではない。

伝え方、相手、場所、価格、時期のどこかが合っていなかった可能性がある。

自分を責める代わりに、条件を一つ変える。

失敗をなくすな。小さく、早く、前へ出せ

失敗を恐れて動かない人は、失敗を避けているように見える。

実際には、学ぶ機会を失っている。

反対に、何も考えず大きく賭けることは、勇気ではない。

考えるべきことを考え、小さく試し、現実の反応から学ぶ。

これが、夢を空想で終わらせず、実業へ変えていく人の動き方だ。

あなたの頭の中で、今日も失敗動画が上映されているかもしれない。

その映画は、途中で止めていい。

代わりに、現実で小さな予告編を一本出してみよう。

一人に聞く。短く投稿する。未完成の案を見せる。

そこから返ってきた反応が、次の脚本になる。

脳内の失敗映画を止めた瞬間、現実の企画が始まる。


あなたの「やりたい」を、最初の実験まで落とし込みます

夢を実業に変える個別相談では、事前アンケートにお答えいただき、その内容をもとに、よしなりが必要な調査を行います。

相談当日は、励まして終わるだけではなく、次の項目まで一緒に整理します。

  1. 誰のどんな悩みに届けるのか

  2. どんな商品・企画・発信にするのか

  3. 大きく作り込む前に、何を小さく試すのか

  4. 最初の一人へ、どのように届けるのか

考えはあるのに形にならない方、失敗が怖くて動けない方、自分の経験を仕事へ変えたい方は、下記から詳細をご覧ください。

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